【プロに教わる、目からウロコのキャラメルレシピ】蒸し鶏のレモンキャラメルソース by 渡辺麻紀
キャラメライフの美味しい食べ方を追求すべく、プロの料理家に毎週オリジナルのレシピをご紹介していただく人気連載。
3月のゲストも引き続き、様々な料理番組や雑誌などでレシピ考案を手がけるプロ料理家、渡辺麻紀(Makiette)さんです。
フランス料理、家庭料理、お菓子づくりなど幅広いジャンルで活躍中!
今回は、蒸し鶏のレモンキャラメルソースです。
【材料】 2人分
鶏胸肉 1枚(250g)
塩 少々
紹興酒 (または 日本酒) 大さじ1
きゅうり 1本
〈レモンキャラメルソース〉
レモンキャラメル 大さじ2
薄口醤油(または 濃口醤油) 大さじ1
白ゴマ 大さじ1
酢 小さじ2〜3
ラー油 好みで適量
①鶏肉の両面に軽く塩をし、バットなどにいれ、紹興酒をまぶして10分おく。
②アルミホイルを二重に重ねて胸肉の皮を下にして包む。水が入らないよう両端立ち上げるように折り畳む。
③テフロンパンに折り畳んだキッチンペーパーをおき、上に鶏肉をのせる。水を高さ1cmほどに張る。蓋をして中弱火にかける。
胸肉は中弱火で急がずに蒸すと、しっとりやわらかく仕上がります。
④10分加熱したら取り出し、アルミホイルを開けて、鶏肉を裏返し再び包む。テフロンパンに戻し、蓋をしてさらに5分加熱する。火を止めて熱が取れるまでおく。
⑤きゅうりは、あればスライサーで縦に薄切りにする。冷水につけパリッとさせ、水気をよくきる。
⑥白ゴマをすり鉢で粗くする。用意しておいた材料をすべてなめらかに混ぜれば、レモンキャラメルソースが完成。
⑦器にきゅうりを広げておく。鶏肉を厚さ1cm弱に切り盛り付けて出来上がり。
レモンキャラメルソースはまわしかけてもよいし、それぞれの好みでかけながら食べても。酸味のあるソースが味わいをキリッとひきしめてくれます。
Edit:Satoshi Nakamoto
渡辺麻紀(Makiette)
料理家。大学在学中より フランス料理研究家のアシスタントを務める。ル・コルドン・ブルー代官山校に勤務後パリとトスカーナの料理学校を卒業。ミールキット宅配サービス会社、食品、調理家電、調理器具メーカーや料理番組、雑誌などでレシピ考案を手がけている。著書に「QUICHES キッシュ」「CHARCUTERIES シャルキュトリー」(ともに池田書店刊)「ごちそうマリネ」(河出書房新社刊)など多数。 最新刊はイノベーティブなおつまみ90点を紹介した「アペロとツマミ」(主婦の友社刊)