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JOURNAL

2021.07.18

藤森もも子さんイチ押し! “プレッシャーのないギフト”のすすめ。

「キャラメライフ」のプロダクトをこよなく愛する憧れの人にインタビューする連載第11回目。今回は、都内で2店舗のベーカリーをプロデュースする「ふじ森」代表の藤森もも子さんに、手土産選びの秘訣について尋ねてみよう。経営者の目線でジャッジする、“優秀なギフト”の条件とは?

藤森もも子さんイチ押し! “プレッシャーのないギフト”のすすめ。|CARAMELIFE

──さて、お店を経営されている藤森さんのご職業は、社交も多そうなイメージです。手土産を渡す場面も多いですか? どんなことに気をつけてセレクトされているのでしょう。

 

藤森:はい、ギフトをお渡しすることはよくあります。選ぶ基準としては、“もらったときに相手へプレッシャーや罪悪感を与えないこと”が大前提。立場上、仕事では男性と関わることが多いのですが、男の人に何か贈るのであれば、まずはその人の家族が喜ぶものを差し上げるように心がけているかな。“小さいお子さんがいる”とか“奥さんと二人暮らし”、もしくは“お酒が好き”など……その人自身の家庭環境や嗜好を踏まえ、消費期限が短すぎたり食事のリズムを崩してしまったりということがないよう、考えながら選びます。

 

贈り物って、なくなるもののほうがよいとよくいわれますよね。でも、だからといって食べ物ならなんでもよいわけではなく、意外と難しいんです。例えば、その日までしか食べられない生菓子は夜遅くなる会合のときには渡せません。さらに品物を受け取ってもらったあとも、会食の予定があったり好き嫌いがあったりと、その人の家族のメンバーそれぞれに“ごはん事情”がきっとある。なので、貰い手にストレスを与えないことを第一に考えるようにしています。

藤森もも子さんイチ押し! “プレッシャーのないギフト”のすすめ。|CARAMELIFE

──なるほど! そう考えると、選択肢はけっこう狭まってくる感じがしますね。

 

藤森:そうなんです。その点、キャラメルは賞味期限が長くて使い勝手がいいですよね。すぐ食べなければならないということがないですし、たいていの人はもらっても“これ、どうしよう?”とは思わない。「キャラメライフ」のプロダクトは、その条件を満たしていながら、さらにいろいろな種類の展開があるのが優秀だなと思います。

 

パンも冷凍できるものなので、その点はクリアしているんですよ! だから、おすすめのパンとキャラメルを組み合わせてギフトにしても素敵だと思います。「もし食べきれなかったら、冷凍してくださいね」とひと言添えて。自分なりのセレクションなら、オリジナリティも出ますよね。

藤森もも子さんイチ押し! “プレッシャーのないギフト”のすすめ。|CARAMELIFE

──「キャラメライフ」のキャラメルと「ふじ森」のパンって、とてもグルメなギフトですね! 藤森さんおすすめの組み合わせがあれば、教えていただけますか。

 

藤森:やはり、フランス産の最高級発酵バターをたっぷり使った店の看板ブレッド『ふじ森』と、ソルトフレーバーのキャラメルですね。『ふじ森』には上質なバターの自然な甘みがあるので、そこへキャラメルでピリッと塩味を効かせると、味がうまく完結するんです。

 

これはフランス料理によくある手法。濃厚な旨みのあるフォアグラには甘いパンのブリオッシュをマッチさせたり、お醤油を使って焼いたお肉にラズベリーやイチジクのソースをかけたり。あとはデザートで、まろやかな甘みのマロンと酸味の効いたカシスを合わせるのもそう。どれもコクが増して味わいが広がるので、昔から“王道”とされている組み合わせなんです。バターの甘みと塩気のあるキャラメルも同じ理論ですね。こうした知識と感覚は、フランスのパン文化を日本へ持ち帰った父の影響で、幼い頃から身につけてきました。

 

──本格的なフランス料理の知見からセレクトされた極上食パンとキャラメルの組み合わせは、絶品の予感ですね! ぜひ贅沢なギフトとして、いろんな方を笑顔にする助けになれば幸いです。

次回は、藤森さんがおすすめするキャラメルとパンのマリアージュについて、もっと深くお伺いしていきます。

藤森もも子さんイチ押し! “プレッシャーのないギフト”のすすめ。|CARAMELIFE

藤森もも子
「ふじ森」代表。都内でブーランジェリー「ふじ森」と、「ル トーキョー フレンチベーカリー エスプリ」の2店舗をプロデュース。PRコンサルタント、ジャーナリスト、フリーアナウンサーの顔も持ち、PR会社でも代表を務めている。趣味のゴルフについて発信するインスタグラム(@momoko_fr)が人気。

衣装撮影協力: Avie (@avie_andensal/アネンサール 03-6786-9267)
ロケーション撮影協力: Curative Kitchen(https://curativekitchen.jp/東京都渋谷区神宮前4-5-13 1F/03-6384-5881)

 

Edit: Satoshi Nakamoto
Photos & Video: Kazumasa Kawasaki
Text & Interview: Misaki Yamashita