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JOURNAL

2021.05.16

大草直子さん直伝! センス抜群のギフト選びの極意。

「キャラメライフ」のプロダクトをこよなく愛する憧れの人にインタビューする当連載。
第3回目となる今回からは、スタイリングディレクターの大草直子さんが、実際どのようにキャラメルを日々の生活に取り入れているのかに迫っていこう。
まずは、ちょっとした贈り物や手土産としての活用の仕方。
ハイセンスなライフスタイルで知られる彼女の、気になるギフト選びの基準とは?

大草直子さん直伝! センス抜群のギフト選びの極意。|CARAMELIFE

──さて、今回からはいわば“実践編”として、大草さんが“キャラメルのある生活”をどんなふうに楽しんでいらっしゃるのかについてお伺いをしたいと思います。「キャラメライフ」の製品は先日大幅にリニューアルをしたばかりなのですが、ギフトとしての使い方などはいかがでしょうか?

 

大草:ええ、とっても素敵ですよね! 持って歩きたくなる大人っぽいパッケージで、ユニセックスな印象だから性別も選ばない。ファッション感があって、ちょっと海外を思わせるデザインなのもおしゃれだと思います。

 

私は、ギフトにもこだわりを持って選びたいほう。あげる人のことを第一に考えてセレクトするから、外見だけで渡す物を決めることはないです。とはいえギフトとして、パッケージはとても大事なポイント! だから、見た目が洗練されたことで、これまで以上に“誰かにあげたい”という気持ちも強くなりました。

大草直子さん直伝! センス抜群のギフト選びの極意。|CARAMELIFE

──大草さんのギフトへのこだわりについて、詳しく聞かせていただけますか?

 

大草:私の中でプレゼントって“誰かにものをあげること”ではなく、時間とお金と手間をかけた、“愛情を示す方法”なんです。一種のコミュニケーションツールともいえるのかな。だから基本的には、自分が普段使っているとか、一度は食べたり試したりしてみて“いいな”と思ったものだけを人に贈るようにしています。

 

もう自分でいくつも使っていて、“あの人にもきっといいだろうな”と思えるものだったり、自分の家族や身近な人がすごく気に入ってくれたものだったり。誰かに贈るとしたら、そういうエピソードがあるものしか、基本的には差し上げないですね。

 

そして贈るときは、“なぜあなたにこれを選んだのか”というプレゼン付きで渡す(笑)。よく定型文として挙げられる「つまらないものですが……」なんてセリフはぜったい言いません! だって、相手は「なんでつまらないのに自分にくれるの?」って感じてしまうと思うから。

大草直子さん直伝! センス抜群のギフト選びの極意。|CARAMELIFE

──た、たしかに! ただ、手土産に関しては「時間がないからとりあえず適当に選ばなきゃ!」なんて場面がどうしても生じてしまうのですが……。

 

大草:そんなときのためにおすすめなのが、普段から買いだめしておくこと! 私は使い勝手がよくてパッケージも素敵だなと思ったら、いくつか手許に置いておくようにしていますよ。そうすれば、とっさに何か必要になったときに慌てることがないですから。

 

「キャラメライフ」でいうと、“このお店、自由が丘にしか実店舗がなくて……”っていう説明だけでなんだか特別感が出るし、「トーストに塗るのももちろんだけれど、ミルクティーに入れてもおいしいよ」なんて、愛用者ならではのひと言を添えて贈れたら、もらう側もとってもうれしいと思うんです。

 

キャラメルの“甘さ”だけではなくて、“苦さ”にもこだわりを持っているところも、ギフトとして選びやすいところですよね。お酒に合う深い味わいのフレーバーも多いから、甘いものが苦手な人や男性にも分け隔てなくおすすめしやすい。普段から甘いものが好きな女性には王道ともいえるバターキャラメルのミディアム、意外と甘党かな? と思った男性にはレモンとか……。自分が心から“好き”と感じた味とレシピを一緒に渡したら、きっともらったほうも興味津々になってくれますよ。

 

──次回は、気になる大草さんご自身のお気に入りのフレーバーとレシピを公開!

大草直子さん直伝! センス抜群のギフト選びの極意。|CARAMELIFE

大草直子

1972年生まれ、東京都出身。大学卒業後、現・ハースト婦人画報社へ入社。雑誌の編集に携わった後に独立し、ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。

WEBマガジン「mi-mollet」のコンセプトディレクター。WEBメディア「AMARC(amarclife.com)」を主宰。インスタグラム@naokookusaも人気。近著に『飽きる勇気―好きな2割にフォーカスする生き方―(講談社)」がある。

Edit: Satoshi Nakamoto
Photos & Video: Kazumasa Kawasaki
Text: Misaki Yamashita