大草直子さんが明かす、「キャラメライフ」の絶品お気に入りレシピ。
「キャラメライフ」のプロダクトをこよなく愛する憧れの人にインタビューする当連載、第4回。
スタイリングディレクター大草直子さんの最終回となるこちらでは、彼女のお気に入りフレーバーと、マイブームな絶品レシピを教えてもらった。
おしゃれで美味な「キャラメライフ」の活用方法を、ぜひ参考にして。
──さて、今回はいよいよ「キャラメライフ」のプロダクトについて、大草さんのお気に入りのフレーバーや食べ方をお伺いしたいと思います。
大草:そうですね。いちばん好きなのは……バターキャラメルのミディアムかな。5段階のフレーバー展開のうち、真ん中のもの。どれもおいしいのですが、これを口にしたとき、“自分がキャラメル好きだった”ということに改めて気づいたから。
私、元来それほど甘党ではないんですよ。“糖分はお酒でしか摂らない!”なんて考えていたくらい(笑)。でも思い返せば昔からキャラメルは好きで、お菓子そのものを食べるのはもちろん、アイスクリームを買うときにもキャラメル味を選ぶことが多かったり……。
キャラメルって、甘いだけでなく、その後ろにどこか苦みも感じられますよね。このベーシックなフレーバーが、“忘れていたけれど、私ってキャラメルが好きだったんだな”って、思い出させてくれたんです。
──キャラメルラバーならではの“原点回帰”が感じられるセレクトですね。お好きな食べ方についてはいかがですか?
大草:このフレーバーは、トーストに塗ったり紅茶に入れたり。特に厚めのトーストにたっぷり塗って食べる方法は王道だけどすごくおいしくて、娘もとても気に入っているんです。
それから、レモンのフレーバーを使ったパスタにハマり中。パスタを茹でたら、レモンの皮と果汁、バター、生クリームでソースを作って絡め、レモンクリームパスタに。そこへレモンのキャラメルペーストを入れると、味に深みが出るんです。始めからソースに加えるのもよいのですが、できあがったパスタにスプーンでそのまま添えて、食べる人のお好みにより“味変”の材料として加えられるようにしても。あとはカレーの隠し味に入れてもおいしいと聞いたので、試してみたいなと思っています。
──さすが、おしゃれなレシピ! お酒にも合いそうですね。
大草:合いますよ。そしてお酒といえば、シャンパンとチーズに合わせていただくのも大好き! こちらには、苦みが際立つベーシックキャラメルのエクストラビターを用いて大人の味わいを。クラッカーにチーズと生ハムをのせ、キャラメルをかけていただくんです。
シャンパーニュはもちろん、イタリア仕込みのフランチャコルタとか、とにかくスパークリングにすごく合う。材料をササッとお皿に並べ、スプーンといっしょにキャラメルの瓶をそのまま添えて出せば、絵になる立派なアペリティーボのおともに。
例えば家族や友人を家に呼んでディナーをするとき、自分が料理を仕上げているあいだに先にこれを出して、くつろいでいてもらうとか。自分でクラッカーにのせて仕上げるステップがあるから食べる側も楽しいし、おしゃれなパッケージのキャラメルがお皿にのっていると「これ、何?」って盛り上がれて、会話のエントランスになりますよね。お好みで、レーズンなどのドライフルーツを添えてもおいしいですよ。
──ありがとうございました。キャラメルのスタイリッシュな楽しみ方、ぜひ真似させていただきたいと思います!
次回からは、フリーアナウンサーの石田紗英子さんにお話を伺います。
大草直子
1972年生まれ、東京都出身。大学卒業後、現・ハースト婦人画報社へ入社。雑誌の編集に携わった後に独立し、ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。
WEBマガジン「mi-mollet」のコンセプトディレクター。WEBメディア「AMARC(amarclife.com)」を主宰。インスタグラム@naokookusaも人気。近著に『飽きる勇気―好きな2割にフォーカスする生き方―(講談社)」がある。
Edit: Satoshi Nakamoto
Photos & Video: Kazumasa Kawasaki
Text: Misaki Yamashita